年間8,000人が利用する高齢者の居場所
年間8,000人が利用する高齢者の居場所

年間8,000人が利用する高齢者の居場所

認定NPO法人だからできる、包括的な地域福祉

認定 NPO法人じゃんけんぽん(群馬県)

地域を高齢者の「居場所」だらけにしたい

超高齢社会が現実となり、介護や医療が必要な高齢者が増えています。政府や自治体の財政も限られる中、お年寄りが住み慣れた場所で安心して暮らせる地域づくりが必要です。じゃんけんぽんは、現在、認知症グループホーム・デイサービスや小規模多機能居宅介護などの介護保険制度に基づく事業と、高齢者等地域住民の居場所づくりや福祉有償運送、見守り配食サービス、地域通貨による助け合い活動などの自主事業を両輪で行っています。16年前に理事長が夫婦ではじめた活動も、今では7ヶ所の施設運営、有給スタッフ約100人、ボランティア100人超と成長しました。高齢者が集う拠点としてはじめた「近隣大家族」の利用者は、いまや年間8,000人に上ります。食事、囲碁、友達とのおしゃべりなど、国からの地域包括ケアでも、居場所づくりが注目を集め、全国から視察や講演の依頼が相次いでいます。

認定制度のフル活用で、包括的な地域福祉を実現

2012年のNPO法改正で、私たちのような介護保険事業を行うNPO法人も認定を取得しやすくなりました。おかげさまで、群馬県初、全国でも第2号の所轄庁認定NPO法人となり、寄付集めや行政への働きかけなどで、税制や信頼性の効果を実感しています。また、みなし寄付金制度も活用して、介護保険制度ではカバーできない事業の財源をねん出し、包括的な地域福祉の担い手になっています。

活動分野 高齢者福祉
財政規模(2013年度) 約3億円
スタッフ数 約100名
法人設立 1999年11月
認定取得 2012年8月
公式サイトはこちら
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理事長  井上 謙一さん

理事長  井上 謙一さん

認定NPO法人制度は、地域包括ケアを担うNPOの大きな力になります。全国の福祉系NPO法人が取得し、活用するべきです。私たちも今後は地元企業からの寄付集めに積極的に取り組んでいきます。

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